イツカ見タ　アノ空ヘ―――――

スクリーン16― 君の名前-Side-J

ハロルド「ねぇ、あんたの本名は『リオン＝マグナス』って名前だったんでしょ？
正体がばれた今でもその名前、名乗る気ないの？
ジューダス「名前など僕にとって大した意味は無い。
ナナリー「でもファミリーネームも無いと不便なこともあるだろう？
「じゃあ、つけてあげれば？『ジューダス』だってカイルがつけたんだし。
ハロルド「あら、それ面白そうねぇ
ジューダス「勝手に言ってろ
「じゃあ、ジューダス＝エミリオン。
ジューダス「………………………………………………………。
「その沈黙は何？せっかくファースト・セカンドネーム両方そろえてつけたのにっ
っていうか本名もフルに活かした欲張りヴァージョ ンだよ！？
ジューダス「真剣なフリして人の名前で遊ぶなっ！！！！
ナナリー・ハロルド「？？？

スクリーン17― 君の名前-Side-S

　

ロニ「『ジューダス』ってのはカイルがつけた名前だから
ファミリーネームが不明なのはともかくとして…
の姓は何て言うんだ？
ジューダス「知らんな
ロニ「…。お前、確か の年も知らないって言ってたよな…？
そんなことで本当に仲間だったのか？
「ロニ、ついこの間ジューダスに言われたこと、もう忘れたの？
リアラ「『すべてを知らなければ仲間といえないのか』…ってことよね。
ロニ「いや、オレはそんな深刻な意味で言ったわけではなく…
っていうか知られたくないのか？
ジューダス「 は僕たちと初めて会った時、記憶喪失だったんだ
カイル「…え…？
ロニ「そう、か…そうだったのか。すまねぇ。

ジュー ダス「…ウソだったがな

－－－－
記憶喪失がバレるかばれないかはD1連載の現時点では不明。
でも、本人は「記憶喪失｣って一言も言ってない。

スクリーン18― すべてが知りたい

　

ロニ「なぁジューダス、 って苦手なものとか無いのか？
ナナリー「なんであんたは のことになるとジューダスに聞くのさ。
本人に聞けば済むことだろ？
ロニ「えっ？いや、なんていうか…聞きづらいこともあるしよ
そもそも はジューダスのこと良く知ってるから
お前も の事を知ってて当然とだな…
ジューダス「むしろ僕はあいつのことは何も知らない。
ナナリー「…。知りたいとは思わなかったのかい？
ジューダス「そうだな、出会った頃はロニが僕を見る目と同じで、
ただ怪しいヤツだと思っていた。
知りたいなどとは思いもしなかった。だが、今なら…
ロニ「信じられん！！仲間にうら若き女性がいたら
知りたいと思うのは男として当然だろう！！
オレがお前だったら記憶喪失だろうがなんだろうが のすべてを知りたい！！
そんな勢いで迫る！！
ナナリー「それじゃ単なる変態だろっ！このおバカ！！

ジューダス「…。…間違いなく、徹底的に避けられるタイプだな。

スクリーン19― 君の名前-Side-S２

ロニ「そういえば、この前ジューダスが『記憶喪失だった』って言ったよな。
ってことは今はもうそうじゃないってことじゃないのか
「まぁね
ロニ「…じゃあ改めて聞いてもいいか？
「え？姓？デュナミス、とかそういうの？
ロニ「あぁ
「無いよ
ロニ「…無い？
「うん、考えてない。
あ、リアラ～船のチ ケット取れたよ～（－ 、消える）
ロニ「…。考えてない、ってどーいう意味だよ。
カイル「さぁ…？