スキット01— ファンタジーです
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「ロイドの父親はドワーフでリフィル先生とジーニアスはエルフ。
…ファンタジーだね。
ジューダス「あぁ、思い切り異世界だな。
「信じがたいと思ってる?
ジューダス「そんな話は絵物語の中だけのものだと思っていた。
「時間跳躍だって立派にそんなものだよ。
ジューダス「そうだな。事実は小説よりも奇なり、か。
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スキット02— 適応力
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「ジューダス。
ジューダス「なんだ?
「ロイドの養父のことは気になってもドワーフであることは気にしないわけ?
ジューダス「今思えば気になるがここは異世界だからな。…そういうこともあるんだろう。
「…自分を納得させようとしてない?
ジューダス「そうでもしないとやってられないだろう。…これだからファンタジーは。
「…思い出したように溜息つかないように。
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スキット03— 新しい仲間
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ロイド「なぁ…ジューダスのことはなんとなくわかったけどさ…お前はどうなんだ?家族は?
「いない。
ロイド「へっ
「正確にはここ数年(←気分的に)会ってないし、もう多分会えないと思う。
ロイド「…ごめん、オレ、また…
「なんで私には素直に謝るのにジューダスには謝れない?っていうか、私のことはどーでも良い。
ロイド「良くないだろ……?
「じゃ、そういうことで後でジューダスに謝ってね。
ロイド「えっ?いや、それ…何かの罰ゲーム!?難しいだろ!!?オレ、無事に謝れる!?
「いや、そんなこと私に聞かれても…ロイド、ジューダスのことどんなふうに見てるんだ…
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スキット04— ごめんなさい。必須レベル30
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ロイド「あっ!ジューダス
ジューダス「何だ
ロイド「この間は…その、すまなかった!
ジューダス「…。
ロイド「オレ、お前の言うとおり無神経だったよ。自分のこと棚に上げて親の顔が見たい、なんてさ…
ジューダス「そうだな。親とはいえ別の人間を尺度に持ち出す発想は、精神的に未熟で子供じみた証拠だな。
ロイド「なっ…!
リフィル「ロイド。私も相手が誰にせよあの言い方は感心しません。
ロイド「先生!?
クラトス「ロイド、お前はもっと大人になれ。
ジーニアス「それより僕は、自分のこと棚に上げる、なんて言葉を知ってたこと自体、驚きだよ〜
ロイド「なんで皆出て来るんだよ!!?せっかく謝ろうとしてたのに…邪魔すんじゃねぇ!!
コレット「え?謝ろうと…って今、謝ってたよねぇ…?
「そして、速攻あしらわれていることに気づいていないんだ?
ジューダス「やれやれだな。
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スキット05— 犬ったら犬
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「ノイシュって…犬?
ノイシュ「ウォン
ジューダス「お前がそういったんだろうが。
ロイド「犬だよな。
コレット「ロイドがそういうんだから犬なんだよ。
ロイド「遠吠えもするしな!
ノイシュ「ウォーーン
「…(ひょっっとして、それが理由?)
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