スクリーン56―共に在ること
「ジューダス、もしも『あの時』スタンが割って入らなかったら…私のこと、殺してた?
ジューダス「…。おそらくな。
「……。
ジューダス「ショックか?だがその可能性は否定はしない。

ジューダス「スタンは僕に剣を向けたろうし、僕はあのあと死んだだろう。


「じゃあ、それでも結局こうやって一緒にカイルたちと旅ができたかな?
ジューダス「そうだな。僕とお前がこうしていることも、きっと変わらない。
「ふーん、じゃあまぁ許してあげるよ♪殺されても殺されなくても。(- 消える)
ジューダス「…。許されようとは思わない。

スクリーン57― 結果ではなく
-改変された現代
ナナリー「幸せって…ホントになんなんだろうね
ロニ「あん?お前までそんなこと一いってんのかよ
ナナリー「何さ、そーいう言い方はないだろ!?
リアラ「…エルレインのしていることは間違ってる。
でも、私たち、答えなんて何一つみつけられな
いのね
「暗い。なんで皆して鬱になるわけ?らしくないなぁもう~
カイル「
はどうなの?みんなの幸せってなんだろう?
「そもそも「みんな」なんて一括りにすることがおかしくなるわけで。
別に私は見つけられなくたって構わないし。
リアラ「…みつけられなくても…構わない…?
「探す過程が楽しいんじゃない?何だかわからない何かを探しに行くなんてちょっとしたロマンだよね。
ジューダス「そういえばそうやってどこだかわからない場所に放り出された時も旅をしていたな。
ロニ「お前もか!?
ジューダス「僕じゃなくてこいつがだ!
カイル「そっか…冒険だよね!よし、オレもなんだかわからない何か、探しに行くぞう!!
ジューダス・ロニ「その前にエルレインのところまで行くのが目的だろうが…
スクリー58― 可能性
「もしも…オーバーロードを止める為に水月を差し出していたら、シャルティエは助かった?
ハロルド「あんた…本気でそう思ってる?
「ううん、1000年前、完成されたソーディアンでは神の眼を破壊することは出来なかった。
時代の先でそれをできたのはその後の研究の成果なんだよね。
だから多分、試作品のこの剣じゃ無理。それに
シャルティエ自身もきっと…
ハロルド「そーいうこと。わかっていながらそう考えるってのは…
兄貴が死んだときの私と一緒よ。
「…ベルセリオスの人格を、カーレルさんにしておけばよかった…とか。
ハロルド「そうね、考えたわ。けど考えただけ。
「後悔の法則、って知ってる?
人が後悔するのは結果を知った後。けれど大抵
そんな時には肝心なこと──
決断をするその時の自分の気持ちは忘れてる。
忘れてるくせに思うんだ。
あれをすれば良かったとかこうすれば良かった
とか。
ハロルド「あんたの持論ね?
「そう、結末を知らなかったからそう選んだのに、知った後に言ってもしょうがないよね?
だからその法則を知ってたら…今を大事に出来
るし後悔しなくてすむ。
ハロルド「だから私も思いついただけってことよ。
それによって何も変わらないしあんたは他の目
的があって「水月」を作ったんだから…
…単なる可能性と、ちょっとした感傷よ。
「感傷、ね
ハロルド「たまには悪くないんじゃない?それだけ大事、ってことだしね。
スクリーン59― 自信の根拠は?(地上軍拠点)
-リアラを追って
ジューダス「…。
「…どうしたの?何か不安材料でも?
ジューダス「不安材料なら常に満載だろう、このパーティは。イクシフォスラーの操縦のことを
考えていた。
「操縦…ジューダス、できる?
ジューダス「他に誰がすると言うんだ。似たようなものなら経験があるしな…
しかし久しぶりだし不安で一杯だ。バランスを
崩したら墜落も間違いない。
「…ジ、ジューダス…
ジューダス「ふっ、冗談に決まっているだろう。僕がやるしかないんだ、うだうだ言ってもしょうがあるまい。
「そう。それなら良かった。ジューダスのそういうところ、頼りがいがあるよね。
ジューダス「…っ
シャル『やる人が不安だ出来ないだの言ってると周りがますます不安になるもんね~
ジューダス「…。一番いいそうな人間に言われると説得力があるんだかないんだかわからないな。
「…そうだね、シャルだったらどういう反応するのか物凄く想像に易いよね。
シャル『…なんでいつのまにか僕が話題の中心に来てるんです?2人とも…
スクリーン60― 夏生まれ
「ナナリー、どう?10年前の時代は
ナナリー「って言っても…この国には来た事なかったし、見る限りここの人たちもあたしたちの村とおんなじ。人間らしくて違和感は無いねぇ
ジューダス「10年くらいでそう大きく変わりはしないだろう。アイグレッテのように奇跡の力でも介入しない限りはな。
リアラ「…
「じゃあ雪国は初めてなんだ。
ナナリー「そうだね、寒くてどうも落ち着かないよ。ちょっと苦手かも…
カイル「寒い分、あったかい食べ物がおいしいよ!あとでマリーさんのボルシチを食べに行こう!
ロニ「ははは、カイルらしいな。