戦い終わって一年後。
再会の夜は感動の夜。
そして一生の思い出に残るであろう、喧騒の夜。
−明日は揃って低血圧
エルロン家にはかつてないほどの大衆が村外から押し寄せていた。
といっても数にして8人と言ったところ。
世界を救った英雄たちに加え、ジョニーとマリーも参加しての感動の再会は隋分と賑やかなものになっていた。
「じゃあ
さん、今日はゆっくり休んでね」
「ありがとうございます。…追いやってしまったようで申し訳ないですが」
「一晩くらいどうってことないさ、じいさんとリリスちゃんはちゃんと預かるから任せときな」
スタンの祖父であるトーマスと妹のリリスは、久しぶりに集まったのだからとなんと家を明け渡してくれた次第である。
リリスと戸口で話しているとその後ろから長い黒髪を雑っぱくに切った男が顔を覗かして笑う。
妙に緩みきった顔の彼は隣家のバッカスで、長年リリスに気があったらしい。
そんなことはどうでもいいが、一説には後のリリスの夫になる青年でスタンからはバカッスなどと呼ばれた男だ。
スカタンにバカッス扱いされるのはどんな気分なのであろうと思いながらも
は帰路へついた。
少し早めの夕げも終わりに差し迫ったその時、遅れてきたマリーとジョニーから土産があるということで
が散歩がてら届けにきていた。
アクアヴェイルの珍味とファンダリアの獣肉は今夜のバッカス宅の食卓を賑わすことであろう。
そのままお茶に呼ばれていたので出がけに落ちかけていた日はもうとっぷりと暮れて
あたりには夜気が漂う頃だった。
水の張った田んぼ(田舎だ…)からはくるくると趣のあるカエルの声が響いている。
…エルロン家の盛り上がりも佳境になっているだろうか。
あのメンバーで腰をすえて話すなど滅多にないことだった。
思えば何の共通点があると言うわけでもない寄せ集めであるから、なんとなく合宿のようで予測がつかないな、と
は黒髪をさやかに揺らしながら微笑う。
いや、むしろそう思うのは此度のパーティの主催者(脚色あり)がスタンであるというせいだろうか。
リリスやトーマスがいなくなってしまっては仕切るものがいなくなる気がする。
結果、誰も彼もが客ではなくみんなで合宿状態と言うわけだ。
涼やかな風を頬に、
は賑やかな声のするエルロン家のドアを開けた。
この時、賑やか過ぎることにもっと注意を払うべきだったのだ。
後に、彼女は二度と油断などしないでおこうと教訓にした。
「ただい───……」
「きゃーーーーはははは!何よ!あんたその顔!もう ギブアップぅ!?」
「何言ってんらよ、ルーティらって真っ赤じゃないかぁ」
がたん、とスタンが手を動かすとテーブルの上にあった木製のペッパーミルが転げて床に落ちる。
しかしそれを気にするものは誰も居ない。
喧騒に近い家の中はなんとなく混沌として異空間な空気が流れていた。
「これって…」
なんとなく部屋に立ち入りたくない雰囲気。
その原因は充満する酒のにおいにある。
それも半端じゃない。
は窓をすべて全開にして寒いと言われようが問答無用で換気をしたい気分になった。
目の前には真っ赤になってテーブルに突っ伏しているスタン、そしてやはり真っ赤な顔で妙にご機嫌なルーティ。
その向こうではにこにことマリーが静かにコップ(グラスなんておしゃれなものではない)を傾けている。
他のメンバーの姿も確認して盛り上がりが佳境どころか既に一線を越えてしまったことが肌で感じとれた。
どうしたんだと聞くよりも先にこちらに気づいたルーティが、
にこやかな顔をいきなり真顔に戻してつかつかと詰め寄って…
「?」
「ひっさーーーーつ!!!!!」
「!!」
しかし彼女は
の前でがば!っと振りかぶったもののそのまま勢いでドアの前の床に這いつくばってしまった。
「サーチガルドぉ!!!」
「…」
「サーチガルドサーチガルド♪」
うふふふと笑いながらルーティはさかさかと床を撫でている。
…何か怖い。
てか、そんなところにガルドは落ちてないだろがよ。
「あったぁ!」
彼女は軽やかに
の予想を裏切って きゃはvとジャンプできらめくものをその手にかざしてみせた。
それ、さっき飲んだジュースの王冠なんですが。
「これは一体…」
「
ー!!」
「うはぁ!」
振り向こうとするとタックルをかまされる。
こ、腰が折れるかと思った…
唸りながら振り向けばしがみついているのはスタンだ。
「…スタン…」
「
!久しぶり!!元気だったか!!?オレ、みんなに会えて嬉しいよ!!」
「それと同じ挨拶、昼間したよね?」
「また会えるなんてーー!!」
感無量の酔っ払いは聞いちゃ居ない。
彼の中でこのシーンは再生ではなく初シーンであるらしい。
「あらあらvスタンさんたら…
離れないと久しぶりに一発かましますわよ?」
「え?ちょっと待ってフィリア。それってスタンにひっつかれてる私に?それともスタンに?
ていうかフィリアもお酒飲んだ!?」
「どちらにしてもその距離では巻き込まれるではないか」
フィリアボムを片手に清楚なストレイライズの司祭様は片手で抑えたメガネを光らせている。
彼に好意を寄せていたはずのフィリアの台詞に一応の確認を取ってみても何の解決にもならなかった。
そこへウッドロウが出てきてものすごくまともな顔でまともなことを言ってくれた。
ウッドロウは諌めるように王様の顔でフィリアを諭すと「そうですわね」と彼女はボムを袖の下にしまう。
いつもどこから出しているのだろうと思ってたけど、そこにしまってたのか。
いや、そんなことはどうでもいい。
酔っ払いの盛り上がりの中と言うのは叫ばないと相手に声が届かないのが疲れる。
いつもどおりのテノールで話すウッドロウにこの時ばかりはほっとした。
「良かった…ウッドロウは酔ってないみたいだね」
「もちろんだ…酔っているのは君の瞳にくらいだろうか」
「前言撤回。それ以上近づくな」
「いいとも、私はここから愛の矢を放とう…!」
「殺す気か!!」
キュピーンと目を光らせるとやはりどこから取り出したのか矢を番えるウッドロウ。
この世界のおかしい人はみんなドラ●もんのようだ。
どこからともなく獲物を取り出すのだから。
背後に追いやられる感、いっぱいで
はじりりと後退した。
「殺すなんてとんでもない…これはチェルシーの持っていたおまじない用の矢な のだよ」
「いい年こいておまじないとかするな!それにどう見たってそれ、普通の矢だから!」
確かにそれはチェルシーが対ウッドロウ用に持ち歩いていたものなのだろう。
が、いずれ正体はレッドベルベーヌが塗られたものだ。
どうしてチェルシーは早くそれで仕留めてくれなかったのか。
「それにおまじないってお「呪い」って書くんだからね?逆凪に遭っても知らないよ?ていうかむ しろ遭え。」
いろいろな意味のピンチに少々混乱しているのか相手が理解しないであろう言葉が出てしまう。
逆凪=反動みたいなものである。
矢が放たれたらすぐに外に出られるようドアノブを後ろ手に握ったところでボカーンと軽いんだか重いんだか微妙な音がして長身の悪魔は床に倒れた。
「いよーーぅ!嬢ちゃん、おかえりぃ♪」
「ジョニー…」
相も変わらずド派手な格好をしたジョニー=シデンはマンドリンを片手に軽い足取りで歩み寄ってくる。
あぁそれで殴ったから中身があるようなないような音だったんだね。
「この騒ぎの原因は?」
「なんだろうねぇ」
「とぼけるな。あのテーブルの上に転がっているのは何」
「なんだろうねぇ」
「お猪口とお銚子でしょうが!」
足取りは軽くても酔っているらしい。ふふふと笑いながらもジョニーの視線はどこかへ飛んでいる。
日本酒…という名で無いにしてもおそらく似たものだ。
例に漏れず、ものすごくアルコール度の高いものに違いない。
それが何十本と信じられない数で乱立しているテーブルの上のトレイを見ると留守の間に何があったのかは明白だった。
全く、と惨状を改めて眺めようとすると両の肩に後ろから腕を回された。
擬音にすると「ぎゅっ」という感じだが実際はそんなにロマンのあるものではない。
漂う酒の匂いにグーで突き飛ばしてやりたくなるところだが、踏み止まったのはなんとなく気の置けないジョニーに敬意を表しか、それともタイミングをは ずしてしまったからだけなのか、自分でもよくわからない。
代わりにじっとりした空気と低い声でもって
は警告を示した。
「…ジョニー」
「ん?」
「何してんの」
「ふふふー、スタンじゃないけど久々に会った友人に敬意を表しておこうかと思ってな〜」
そう、彼のそれはおそらく性別問わない親愛の念である。だから
も邪険にはしないのである。
が、行動はよっぱらいのそれだ。だとしたら容赦の必要があるだろうか。
否。酔っ払いは滅すべし。
決を採ろうとしたところでもたれかかられて潰れそうになった。
「ちょっ…ジョ、ニー〜!」
「いつまで騒いでいる。そんなところに突っ立ってないで中に入れ」
そこへ声をかけたのは真打、もとい リオンだった。
「リオン!…酔ってない?」
「開口一番それか」
この状況で飲んでいない(もしくは飲まされていない)わけはないだろう。
この際、未成年だとかそうでないとかは問題にならない。
すでにここに集う半数以上は20歳に到達しているしそもそも
が出かけた後からは無法地帯であると見た。
それでもリオンは頬が少し上気しているようだが、足取りはしっかりとすたすた音を立てそうな勢いでやってきたところをみるとまだマシなほうなのだろ う。
ジョニーをはがす。
ベリッと音を立てて放り投げられたのでその表現は的確だ。
「 …」
ほっとしたのもつかの間。
ガシッ
と今度は両肩を前から掴まれて異変に気づいても遅い。
「…リオン…目が据わってるよ」
「僕は酔ってない!」
それ、酔っ払いの主張ベスト10どころかベスト3に入っ ているから。
この人、一見変わらないと見せかけて密かに酔ってるタイプだよ。
なんとなくもう世の中終わったような気分になりつつ
は良識最後の砦が落ちたことで
エルロン家に集った人間が全滅しているのであろうことを認めた。
「大体お前は無防備すぎる!」
リオン、そのまま何故か説教モードに突入。
「どうして抱きつかれた時点で肘鉄のひとつも放ってやらない!こいつらだから遠慮してるのか?」
「そりゃ他人だったらボコると思うよ」
酔ってないのに相手に合わせてだかなげやり気味な言葉で
。
「そういう問題じゃない。スタンやジョニーはよくて僕はだめなのか」
「リオン…」
真摯に言われるとここらでまっとうな乙女ならきゅんとでもするところなのだろうが…
支離滅裂です。
何がそういう問題じゃないのか、
の返答はかなり的確かつ間違ってはいなかったはずなのに既に何かが彼の中では摩り替わっている模様。
ここで流れと言葉にだまされた人は、雰囲気に弱い人決定。
「とりあえず真っ当な答えだったと思うけど、敢えてその問いにも答えるなら別にリオンが駄目ってことはない」
「そうか」
何が嬉しいのか、彼はあでやかなまでに見たこともない微笑みを投げかける。
訂正。見たことは多分ある。
マリアンに見せるあれの妙なカリスマ+αヴァージョンだろう。
ある手の、見るものの理性を崩壊させる…シャルティエ風に言わせるとエンジェルスマイル?(よくわからない)。
酒が入っているので瞳が熱を帯びてある意味凶悪だった。
「
…」
「ちょ、ちょっと待ってリオン!」
リオンの手がそっと背中に回りそうになったので止める。
すると今度は怖いほど不服そうな顔。
スタンやジョニーより駄目じゃないといいつつ、断ってしまったのだから当然といえば当然だが…
今、一番手に負えない人はこの人ではないかとなんとなく思った瞬間だった。
多分、それは間違っていない。
「僕じゃ不満だとでも?」
「だからそういう問題じゃないって…」
「そうだろう?だったら少しおとなしくしていろ」
曲解の挙句に く、と笑ってやっぱり凶悪な笑みを浮かべる。
何が凶悪かってそれは…
「あらあらー坊ちゃんようやくお手つきかしらーv」
「うるさい。下世話な発言してないで向こうへ行っていろ」
強引に腕をひっぱられた横から にゅ、とルーティが現れた。
その手には先ほどとは違うジュースの王冠。
まだ拾ってたのか。
「何言ってんのよ、姉として心配してるんでしょ!」
「何が姉だ。それより自分の心配をしたらどうだ」
「私のことはいいのよ!それより
ってば誰でもまだチャンスがある感じだからねぇ…さっきのジョニーの見た?」
「だからうるさいと言っているだろう。
は誰のものにもならん。僕のだからな」
さらりと爆弾発言投下されました。
屈折した姉弟の会話が続いているうちにそこから抜けようとしたが、リオンは普段からは信じられない力で
の腕をつかんでびくともしない。
いかに普段、心身ともにリミッターをかけているかわかるだろう。
そのリミッターをはずすとこうなるのか。
くるりと二人の視線が同時にこちらに向いた。
こんな時ばかり息の合った絶妙のタイミングを繰り出している。
「聞いた?聞いた???僕のもの宣言よ!?ねぇ、ちょっとみんなー!!!」
途中まで
に話しかけていたと思えば今度は声を大にして向こうに向かって叫んだ。
完全に、紛うことなき酔っ払いだ。
ゴシップ好きの陽気な酔っ払いは見境なく触れ回るので性質が悪い。
「リオン!ルーティが余計なこと言いふらしちゃうよ?止めなくていいの?」
「ふっ、丁度いいじゃないか。何か不都合があるのか?」
嗚呼、マイナス要因すらプラスに転じる最強のカリスマ要員ここに現る。
「少年はぁ〜♪ 世界を知り愛の形を変え〜♪」
「ジョニー!変な歌歌うなぁ!!」
床に寝転がったまま足元でマンドリンをじゃかじゃか鳴らしはじめたジョニーに
後ろ足でキックを食らわすが距離不十分により黙らすほどの威力にはならなかった。
「ひとつの別れの後に〜♪悲しみを乗り越え新たな想いを〜 ゥヒャホウ!!!」
「黙れ酔っ払い!!」
訳のわからない叫びまで混入させる音痴ぶりに本気で切れそうになる
。
これほど殺意を抱いたのはどれくらいぶりだろう。
とにかく黙らせたい。黙らせる=口をふさぐ(怖い意味で)という構図が浮かんでしまったくらいだから結構なレベルである。
そもそも酒臭い人間がこれほど存在しているのが間違っているのではないだろうか。
酒に罪は無いが、多分、人に罪はある。
無性な方向性で思考を飛躍させながら
は己の感情が音を立てて退いて行くのを覚えていた。
この状態でジョニーの不協和音というのは精神逆なで要因でしかない。
「放っておけ。外で鳴いてるカエルと同じだと思え」
カエルの方がまだ安らぎの声なんだよ、リオン。
「まぁ!リオンさんと
さんが…!?」
ルーティに余計なことを吹聴されたのか一度は大人しくなっていたフィリアが声を上げた。
先ほどとは違う清らかさだ。
ぱむ、と手を合わせて朗報とばかりにやってきた。
ふふ、とメガネの奥で今度は優しく微笑んでいる。
「リオンさん、さぁ覚悟してください。フィリアボムとツインボム、どちらがよろしいですか?」
普通に花を飛ばしながら言いました。
しかし、今のリオンも負けてはいなかった。
「さっきウッドロウが言っただろう。そこから投げれば
も巻き込まれるぞ」
そう言いながらリオンは
の正面から一度左手で抱きかかえるように手を回してから、今は必要ないだろう!というくらい流麗な動作で背後へ回る。
…シチュエーションとしてはおいしいのかもしれないが人質みたいだ。この対 峙具合は。
「何!?何が起きたんだ!?」
更に背後で転がっていたスタンがはっと目を覚ました。
昔とった杵柄で不穏な空気は読み取れたらしい。
「スタンさん、リオンさんが悪に目覚めて
さんをさらおうとしているんです!
助けて差し上げてください!」
…フィリア、乙女向きのファンタジー物語の読みすぎか、それともどっちが悪だとでも言うべきかな。
でもこの場合どちらが悪なのかはいまいち不明なので流しておいた。
何だかどうでもよくなって来た頃合である。
酔っ払いたちは未だ盛り上がり大いに結構といったところであるが。
「そんな!…本当なのか、リオン!!」
「本当なわけないだろう、このスカタン。よく見ろ、爆弾魔はどっちだ?」
「サぁーチ〜ガルドォーーーーーー!!!」
何だかもう訳わかりません。
「みぃつけた〜♪」
「うーん…はっ!!私の財布が無い!!?」
王様、今、ルーティに盗って行かれたようです。
はっきり目撃していたのだが、こちらはこちらでそれどころではないので黙っていることにする。
「♪」
ひたすら日本酒(?)と向き合っているのは酒豪のマリー=エージェントだった。
うん、お猪口じゃなくてコップであおってるくらいだからね、美味しいだろうね。
「みつめ合う〜男と女〜♪ 行く手は修羅か安息か〜」
「ジョニー、それってリオンとフィリアのことだよね?」
「わたくし、標的を変えたくなったのですがよろしいでしょうか」
「よし、やれ」
よくないよ、リオン。
しかしうっすらと笑顔でそう下した彼は次の瞬間床を蹴って
ごと退避している。
更に次の刹那には…
「「ぎゃあーーー!!!」」
轟音と悲鳴の二重奏。
「…」
体力ある二人だからまぁ大丈夫かな。
「ふぅ、すっきりしましたわ!」
「そう…良かったね…」
半壊したドアを見ると全然よくないがもうどうでもいいだろう。
「ルーティ君!私の財布を返したまえ!!」
「いやーよ、拾ったんだも〜ん」
「ついでにあそこの色黒王も潰しておくか…?」
「お手伝いしますわv」
つぶやいたリオンに何故か協力モードのフィリア。
彼女的には久々にフィリアボムを使えて満足だったらしい。
次の標的がみつかって更にうきうきモードに突入していた。
「リオン…」
「なんだ」
「そろそろ離してくれない?」
「嫌だ」
ドきっぱり。
めくるめく惨状を目の当たりにしながらも
やはり本日の手に負えないワースト1位は彼のもののようだった。
喧騒はまだ終わりそうも無い。
教訓。
酒は飲んでも飲まれるな。
あとがき**
第2回こんな話が読みたいリクエスト1位「
(リオン)が酔いつぶれてキャラが変わる話」発。
復帰後第一弾がこれですか、そうですか。
そこへリクのコメントで多かった糖分も少々混入してみましたがどうでしょう。
キャラが変わるというより、切れたという感じですね。
リオンはあまり壊さないようにしてたのですが、
吹っ切れるか潜在的にはこんなところがある気がします(笑)
黒というよりプライド高い正統派みたいな。
ちなみにこのウッドロウは普通に連載寄りの白い方です。
しかし、まともとみせかけて酔っ払うと余計にたちが悪いわけで。
とりあえず、なんでこんなに長くなったのか謎。
